米国で主流のガソリンスタンド併設型コンビニで米国3位のSpeedway買収により、米国で日本式コンビニの価値が更に向上する可能性。日系企業にとっても新たな販路として注目する価値あり。
このニュースのポイント
- セブン&アイ・ホールディングスが米コンビニ業界3位のSpeedwayを210億ドル(約2兆2千億円)で来年3月までに買収すると発表(8月3日)
- Speedwayはセブンイレブンとはほぼ重ならない地域でガソリンスタンド併設型コンビニを展開している
- 米セブンイレブンの売上・利益額は2005年11月のセブンイレブン・ジャパンによる完全子会社化以降加速度的に増加している
以下、EISのインサイトです
- 米国で主流のガソリンスタンド併設型コンビニも日本式コンビニへと変貌を遂げ、アメリカにおけるコンビニの価値が変わる可能性
→ 米セブンイレブンは日本式コンビニの強みを活かし、フレッシュフードやプライベートブランド等のオリジナル商品が売上の22%を占めるなど他社コンビニとの差別化に成功している
- 日本企業にとっては自社製品の知名度・売り上げ向上のチャンス
→米セブンイレブンはカップ麺などの日本製品も多く扱う他、食料品だけでなく電気製品や日用品など幅広い品揃えを持つ
このインサイトについて、さらに詳しく動画で解説しています(11:03)