ECDラボ
消費者の声を経営に活かせる、Webフォームツール3選
売上を上げたい、会員を増やしたい、新規顧客を開拓したい、会社・商品・サービスの知名度を上げたい…ビジネスをする上で誰もが抱えるこのような悩みを解決する近道は、消費者の声に耳を傾けることです。消費者アンケートというと大掛かりなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、Webフォームツールを活用すれば工夫次第で簡単に消費者の声を集めることもできます。得られたデータを分析・活用することで経営や商品開発に活かせる様々なヒントが得られる、フォームツールの活用例やその特徴を、今回はEISが注目する3つのオンラインツールと合わせて紹介します。
定番アンケートツール:Google Forms
アンケートを実施する時に、簡単かつ効率的に情報を収集することができるフリーツールと言えばGoogleFormsを利用されている方も多いのではないでしょうか。無料で無制限の質問と回答を得ることができ収集したデータはスプレッドシートにリスト表示して集計・管理ができる一方で、下記のような問題点もあります。
- デザインのカスタマイズに限りがある
- セキュリティ問題が万全ではない
- テキスト・画像容量に制限がある
- データ解析・管理ツールとの連携ができない
簡易アンケートや小規模なアンケートには無料のGoogleFormsを活用してできることもたくさんありますが、消費者の行動や心理をより深く分析するためにEISがオススメするWebフォームツールがあります。
EISも注目するWebフォームツール3選
SurveyMonkey
1999年創業以来、330万以上の企業で使用されアンケート業界で高い知名度と人気を誇る、SurveyMonkey(サーベイ・モンキー)。AIを搭載した提案機能によって効率的な質問をカスタマイズできたり、プラットフォームから簡単に収集データを分析することが可能。カスタムドメインの指定ができるため、信頼の向上やブランド認知力にも繋がりやすい。日本語にも対応。
→ その他詳しい機能や価格については下記ホームページをご覧ください
https://www.surveymonkey.com/pricing/
→ セキュリティ対策について
https://www.surveymonkey.com/mp/legal/security/
Typeform
質問は画面に1つずつ表示され、顧客との1:1の対話を意識したアンケートが組み立てられるTypeform(タイプフォーム)は、テンプレートのデザイン性が高いことでも人気。その名に相応しく、アンケート以外にも仕事やボランティアへの申請フォームやイベント登録フォームなどサービスや業界に応じて様々なテンプレートが揃っているのが特徴。通常のアンケートフォームだけでなく、自動化と効率化を最大限に活用したチャット会話形式のテンプレートも提供しているのが革新的。
→ その他詳しい機能や価格については下記ホームページをご覧ください
https://www.typeform.com/pricing/
→ セキュリティ対策について
https://help.typeform.com/hc/en-us/articles/360029259552-Security-at-Typeform
JotForm
ユーザーは900万人以上と言われ、他社アプリやサービスとのインテグレーションにも長けるJotForm(ジョット・フォーム)。Webフォームツールの中でもいち早くSquare、PayPal、Stripeなどの幅広い決済サービスとの連携を実現。無料で使えるテンプレートは1万種類以上と、リソースの充実度は圧巻。日本語にも対応。
→ その他詳しい機能や価格については下記ホームページをご覧ください
https://www.jotform.com/pricing/
→ セキュリティ対策について
https://www.jotform.com/security/
Webフォームツールで得たお客様の声を即座に活かそう
- 新製品や新機能をユーザーと一緒にテストしたい
- お客様が本当に必要としているものを知るために、その場でフィードバックを得たい
- お客様の声を集めて、マーケティングコピーに活用したい
- 製品やサービスの評価を得たい
- お客様の声やレビューをウェブサイトに掲載したい
このような有益なユーザー・フィードバックを得て即座に経営に反映する実行力が、ビジネス成功の鍵と言えます。またWebサイトやメールマガジンなどにアンケートへの動線を戦略的に設け、適切な質問を消費者に投げかけることは製品・サービスの向上やカスタマーサービスの改善につながります。EISが今回紹介した3つのWebフォームツールはセキュリティ対策が整っているだけでなく、CRMツールなど様々なサービスとの連携に対応しているので、膨大なデータの収集・分析からスムーズな意思決定や改善策の実行につながります。まずは無料プランで各ツールの違いや使い勝手を比べてみて、どのツールが最適かをニーズによって見極めてみると良いかもしれません。
また、弊社が提供するECDアカデミーでは、これらのWebフォームツールを使って日々アメリカの消費者の声を集めているEISメンバーが、効率的な消費者の声の集め方についてもレクチャーしています。ご興味のある方は、詳しいカリキュラム内容をご案内しますのでこちらからご連絡ください。